先週6/25に私が所属しております日本国際顎頭蓋機能学会(ICCMO JAPAN)主催でK7・マイオモニター初心者の歯科医師とスタッフ向けの実習付きセミナーを開催いたしました。
前日の土曜に学会役員による懇親会がありまして、役員の先生方と親睦を深めました。
博多水炊き 濱田屋本店にて
2次会はワインバー
今回のセミナーはニューロマスキュラー咬合理論のベーシックな内容で、分かりやすいことを目標に講義実習を構成しました。どうしてもK7という噛み合わせの診断機器のスキャンデータ分析や筋電図などは分かりにくい面が多く、難しくとらえてしまいますが、そのあたりを考慮して準備いたしました。今回は当学会の講師、熊本の三好先生、京都の佐々木先生、私、深水の3名で行いました。
京都の佐々木先生
私も講義とデモを行いました
熊本の三好先生
講義が終わったのちにニューロマスキュラーの実習として簡易なスキャン採得の相互実習、マイオモニター実習と実際にK7を操作してもらいました。
また特別講師として林智恵子先生をお招き致しまして、演題「TCH是正指導の実際」の講義、マニュピュレーション実習を指導して頂きました。
スタッフの方々にはマニュピュレーション実習が好評で、大変盛り上がりました。
K7による噛み合わせの検査はどうしても時間がかかりますので、スタッフの協力が必要になります。解剖学や咬合に関する知識がないと難しいですが、今回はわかりやすく伝えれたかなと思います。顎関節症や噛み合わせに問題のある患者さんには効果のある機器になりますので、多くの歯科医療関係者に今後も伝えていければと思います。最後に半年前より準備等でお世話になりました先生方、参加されたスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。