11/6(日)国際顎頭蓋機能学会日本部会学術福岡大会が無事に終わりました。今回実行委員長として裏方の仕事を初めてさせて頂きましたが、学会開催を一から作りあげる労力を身に染みて経験できました。半年前からさまざまな準備を行いました。演者と座長の選定、特別講演の先生選出、開催までのスケジュール、演題募集、学会テーマ決め、抄録集作り、参加者募集、オンデマンド手続き、ホテル会場打ち合わせ、、、、他にも多数ありますが、とても勉強になりました。やったことがないことを一からやるのは大変ですが、役員の三好先生や高松先生、大会長の松嶋先生のご協力もあり、なんとか開催までに至りました。演者の先生方、参加された先生方には大変感謝しております。今回K7を知らない先生も多数参加されましたので、ニューロマスキュラーの世界を知る機会になったのではないかと思います。当院のスタッフも今回初めてこの学会に参加してもらいましたが、院長の発表を見てどう感じたでしょうか・・・笑。
今回の学会のテーマとしては「咬合のパラダイムシフト」というもので、ニューロマスキュラー咬合の考え方をまだ知らない先生を対象に認知して頂く狙いがありました。会員の先生方だけでなく、非会員の先生方も多数参加して頂きましたので、咬合の考え方にヒントが得られたのではないかと思います。今回は矯正の発表が例年に比べて多数ありました。ひと昔みたいに補綴のケースが多い時代とは異なり、顎位を再構成する際、矯正で対応する時代だと感じました。私も矯正に関してでインビザラインとK7を使った症例を発表しました。
アライナー矯正が流行っている現在ですが、顎位を既存の咬頭嵌合位ではなく、その患者さんの生理的安静位を基準とした筋肉位に定める重要性について話をしました。前歯だけ綺麗に並べた矯正治療(特に小臼歯抜歯を行ったケース)をよく見かけますが、ちゃんと顎位とか咬合を踏まえた矯正治療を行なっているのか?よく考える必要があります。また2年前の鹿児島大会の時に私はベストプレゼンターとして表彰されましたが、なんと今回もベストプレゼンターとしてまた表彰されました!! 2冠を達成しましたので、来年も3冠目指して頑張りたいと思います。
大会長の松嶋先生から記念品贈呈
このグラスで飲んだビール🍺は格別でした〜
前日の懇親会では初の試みで九州管弦楽団によるサクソフォン四重奏🎷を催しました。ジブリの曲や中島みゆきの糸、ゆずの栄光の架け橋など知っている曲を演奏して頂きました。
2年ぶりの開催で久しぶりの現地開催でしたが、やっぱりライブの発表が良いですね。来年6月にICCMO学会主催のセミナー(おそらくスタッフ向け?)を企画をしますので、ぜひよろしくお願いします。