院長の深水です。年末にかかろうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先週土曜の夜から東京に出向いておりまして、日曜にインプラントセミナーの４日間コースの最終日（水口先生）、月曜から水曜までクリスチャンコーチマンの3日間コースと４日間連続で東京に滞在しておりました。新しい情報をアップデートしてきましたので、より良い治療をできるよう頑張っていきたいと思います。まだまだ年末までセミナーがあり、来週も東京ですが（また行くんかい！と、嫁さんには怒られています笑）、身体に気をつけたいと思います。今回のインプラント、DSDセミナーと行きましたが、やはり感じるのは、新しい情報は時間とお金をかけないと得られないということです。本来ならば、セミナーなんか行かずに病院で働いていれば、それだけで良いのですが、病院を休診にしてでも行く情熱がなければ行きません。それは知りたい情報がそのセミナーにあって、投資したいからです。私も今年で44歳になりますが、おそらく歯科医師としてクリエイティブな仕事ができるのもあと10年ぐらいかと思います。60歳になって、ばんばん東京にセミナーには行かないでしょう。行ってたら、逆にすごいですが笑。日本の歯科治療はやはり世界の先進国の中でみたら、じつは大変遅れています。保険や薬事関係などといろいろ理由はありますが。より良い治療法があるのに、制約があってできないのでは患者さんがかわいそうです。たとえばインビザラインなどアライナー矯正治療もいまだ日本の矯正歯科学会などではブースが出せなかったり、アライナーを使った発表ができなかったりと意味がわからない感じで、いまや中国やアジアの国にずっと遅れをとっている状況です。ワイヤーでないと矯正は難しいとか、インビザラインでは無理とか、よく聞きますが、もはやそういう時代ではありません。今回のDSDセミナーのコーチマン先生の講演内容はとても衝撃的なものでした。現在の世界の最先端の歯科治療はこうやるのか！と大変刺激を受けました。特に3Dプリンターですが、まだまだ歯科業界ではメジャーなものではないですが、今後普及が進んでいくと思います。i-Teroなどスキャナーは、だいぶ普及しましたが、同じように3Dプリンターも同じ流れだと思います。携帯電話でガラケーからスマホに変わっていったように、歯科治療もどんどん進化していきますね。
インビザラインは現在日本においてある意味アライナー矯正で一番有名な企業ですが、他の企業のマウスピース（スパーク、シュアスマイル、クリアコレクトなど）がだんだんと入ってきていますし、世界の流れとしては3Dプリンターによるインハウスアライナー（院内による内製化）にシフトしつつあるみたいです。当院でも来年早々3Dプリンターのラピッドシェイプ社の30D＋が導入予定だったり、第５世代のシェイプメモリーアライナー（グラフィー社）を導入予定だったりと、アライナー矯正の次のステージに入っていく感じです。アライナー矯正をいつも尾島賢治先生にご指導頂いていますが、なかなかアップデートが早いので、ついていくのが大変ですが、「鉄は熱いうちに打て！」ということわざもありますように、今はしっかり勉強していきたいです。長くなりましたが、今後の目指すべき方向性ができたので、来年度のふかみず歯科クリニックにぜひご期待ください。
